社会保険料 変更情報
平成21年9月から社会保険料が変更となります。今回の改正では、協会けんぽの健康保険料が都道府県ごと異なる保険料となる点が大きな変更点となります。都道府県ごとの医療費の多寡が保険料に反映することとなます。
1. 協会健保の健康保険料
協会けんぽの健康保険の保険料については、現在、全国一律の保険料率(8.2%)となっていますが、平成18年に健康保険法が改正され、平成21年9月から都道府県毎の保険料率に移行することとなりました。都道府県単位保険料率の保険料率は、9月分の保険料(一般の被保険者については10月納付分、任意継続被保険者については9月納付分)から変更となります。
埼玉県・千葉県・群馬県・山梨県 |
8.17% |
東京都・栃木県・茨城県 |
8.18% |
神奈川県 |
8.19% |
※ 協会けんぽ以外の健康保険組合の保険料変更の情報は、各健保組合にご確認ください。
2. 介護保険料
協会建保で40歳から64歳までの方(介護保険第2号被保険者)は、これに全国一律の介護保険の保険料率(1.19%)が加わりますが、この料率は変更ありません。
3. 厚生年金保険料
厚生年金保険の保険料率が、平成21年9月分(同年10月納付分)から、0.354%引き上げられ15.704%になりました。
協会健保の健康保険料と同様は「平成21年9月分(同年10月納付分)から平成22年8月分(同年9月納付分)まで」の保険料を計算する際の基礎となります。
厚生年金保険料は当面、毎年0.354%、9月に引き上げられます。
4. その他
出産育児一時金は、10月以降の出産分から38万円から4万円引き上げられ42万円(産科医補償制度未加入の医療機関等の場合、マイナス3万円)となり、原則医療機関等に直接支払う方法に変更となります。
Copyright(C) JINJI SUPPORT INC. All Right Reserved.
|